経営理念

　私たちの税理士事務所では、お客様が私たちに対して何を求めているのであろうかということを常に自問し続けて参りました。今、このホームページをご覧になられている皆様も、何らかの希望、不満といったものがあるのではないでしょうか？たとえば、サービスに対する報酬や、税理士でなく事務員が対応することにより、必要なときに必要な情報が出てこない、将来への不安などの相談にのってくれないなど。そのようなお客様の希望や不満に対して、一生懸命に取り組むことが重要なことであると、私たちは考えました。これは、商売をされている方にとっては当たり前のことですよね。でも、どうしたら、このようなお客様の多種多様の希望不満に対応することができるのでしょうか？

　そこで、私たちは価格面と業務面との両面から考えました。

　価格面の理念　

お客様の納得される価格を提供する。

　お客様は千差万別、誰一人として同じお客様はいらっしゃいません。そのお客様の問題や状況、そして、将来までも考えた上で価格を決定することが重要であると私たちは考えています。そのため、当税理士事務所のホームページでは価格を提示していません。というより、提示することができないのです。お客様に納得していただけるような価格を提供するためには、まず、私どものコストを削減することが重要です。そのため、私ども税理士事務所は他の税理士先生方の事務所に比べるとみすぼらしいかもしれません（＾＾；）。しかし、その分、固定費などの経費はかなり削減できています。そのため、お客様から頂く報酬等につきましても低額で十分なのです。

　業務面の理念　

お客様の立場に立って専門的知識を提供する。

　一昔前は記帳を税理士にお願いしていた時代でしたが、昨今、パソコンの発達で誰でも簡単に記帳することが可能になっています。このような時代、皆様は税理士に何をお求めでしょうか？　おそらく、自分たちでは手が届かないようなところをサポートしてほしいと思っているのではないでしょうか。たとえば、税務の専門知識を使って節税の相談、多くの会社や業種を見てきた目をもって皆様の会社を見て助言がほしい、会社の立ち上げなど側で支えてほしいなど。皆様は税理士に対して専門的な知識を期待し、そして、要望しているのだと思います。これに対して、実情は税理士ではなく、事務員がお客様を訪問して相談にのっているケースがあります。中にはこれで満足されているお客様もいらっしゃるでしょう。しかし、私たちは、お客様が真に相談したい相手は税理士であって、だからこそ、顧問契約をしているのだと考えています。このようなお客様の思いに答えるため、私たちの税理士事務所では、税理士がお客様の相談、対応、訪問をさせていただいています。

　実践理念として　

誠実かつ丁寧、そして、早くを旨とする。

　上記2つの経営理念を踏まえ、実践していく上での経営理念です。税理士の業務は、目に見える商品を提供するわけではありません。申告書など目に見えるものは確かにあります。しかし、極論すれば、申告書など誰がやっても同じものなのです。では、私たちの商品とは何なのでしょう？それは、信頼・安心感といったものではないかと考えています。信頼・安心感をお客様に持っていただくためには理想だけ述べても始まりません。行動に示してこそ信頼を寄せていただけるのだと思っています。そして、信頼を寄せていただけるような行動とは、この実践理念に基づく行動であると私たちは信じています。